消費者金融の取り立て~長期延滞顧客への対応とは?

取り立てへの対応消費者金融の延滞顧客の中でも、バッくれ三ヶ月も決め込めば音信不通。電話も出なくなります。
そうなったらお家に訪問するしかありません。集金に行きます。「取り立て」です。

取り立ての第一段階。自宅に着いたらまずはポストチェックです。たいがい他社からの請求書がゴッソリ入っています。電気メーターはグルグル回っているのに、ほとんどの方がカーテンを閉めてひっそりと居留守攻撃。それでもいいのです。取り立てに来られるという恐怖心さえ植え付けて来る事が出来れば…。

たちが悪いのは開き直る人達です。玄関から出てくるなり両手を広げ、

「ないんだよ!(金が)」

とか、居間で寝たフリ攻撃の人。一番怖かったのは50代くらいの歯抜けのおばさんが、

「あんた私としたいんでしよぉ~。いい事してあげるから今月勘弁して」

と誘惑された事・・・。

消費者金融の長期延滞顧客の自宅は、不思議と家の中が汚いゴミ屋敷が多いのも特徴です。

こうして、不良債権化して行く客はどんどん増えていきますので、こちらも対策を考えなくてはいけません。

取り立てたところで埒のあかないこのような顧客は支店で「示談契約」に切り替えます。これは、とりあえず利息だけ入金してもらい毎月の支払額を下げ、契約を結び直します。これにより一旦延滞から外れ正常な状態に戻します。苦肉の策ではありますが、後々弁護士に入られるよりはましなのです。

どこの消費者金融も督促や集金、取り立ては蛇のようにしつこく、当時、時には脅迫まがいの取立てを行っていました。「お地蔵さん」のコミカルなCMで有名であった某消費者金融などは業界の中でも厳しい取立てで有名で、週刊誌で「暴れ地蔵」などと取り上げられた事もありました。懐かしい時代です。