「信用情報機関」に時効はあるのか?

消費者金融をはじめ、貸付の審査を進める上でとても重要な役割を担っているのが「信用情報機関」です。
お金を借りたことのある人ならきいたことはあると思いますが、いわゆる「ブラックリストに載るよ」というやつです。

「信用情報機関」とは、申込者の氏名・生年月日などを端末に入力することで、本人の現在の借入状況や延滞の有無・弁護士介入や破産してるかどうかを照会出来るシステムです。この情報を元に、会社の審査基準と総合的に判断し、貸付け出来るかどうかや限度額を確定させます。

「信用情報機関」はもちろん照会するだけではなく、既契約者が債務整理で弁護士が入ると会社に通知が来る為、信用情報センターに「事故情報」として登録することとなり、このお客様に対しての督促はストップとなります。このような「事故情報」が一般的にはいわゆる「ブラックリスト」と言われているのでしょう。

時効

しかし、中にはたちの悪い債務者もいます。確信犯的に破産宣告の準備を進めておきながら、その直前に借りまくり豪遊してから破産宣告する輩もいたのです。

信用情報機関の話に戻りますが、信用情報機関にも種類があり、銀行が使うところと消費者金融が利用するところは違います。現在は銀行も消費者金融の利用状況を調査しています。

我々消費者金融側はLE(レンダース・エクスチェンジ)やCICという信用情報を取得して審査にあたりました。前者は消費者金融系の会社が加盟しているところで、後者は主に信販系や割賦販売の会社が加盟している機関であります。

端末入力にあたって注意しなくてはならないのが、旧姓での検索や同姓同名の確認です。意外と要注意なのは、全く他の借入もヒットせず綺麗過ぎる信用情報。

あるお客様の審査。信用情報も綺麗で問題が無かったので満額の50万円の決裁を下ろし、カードを渡す直前の時です。お客様からとても素敵な一言。

「いや~ドキドキしちゃったよ。オイラ昔、破産したことあるからさ~。貸してもらえないかと思ったよ。人生って分からないもんだよな、母ちゃん」。

・・・最悪な事態発生です。
破産にしても弁護士介入にしても時効があり、10年以上経つと信用情報機関から消されてしまうのです。破産してるのだから長い間他から借入出来るはずもなく、信用情報が綺麗なのは当たり前。もちろん聞いてしまった以上は却下である。というよりその場で言わないで欲しかった・・・。