消費者金融は他社借入「総額」と「件数」どっちを見てる?

どっち

どんなにスピード融資のユルユル審査とはいえ、必ず会社基準の審査を通過しないと融資してもらえませんね。

店頭には基本、女性のスタッフが申込みの受け付けをしており、店内は穏やかなクラッシックミュージックが流れ、お客様に安心感を持ってもらいます。お客様の中には、

「こういうお店、正直ちょっと怖かったけどイメージと違うなぁ」

とそのギャップにリラックスして、女性スタッフと談笑モードになります。

そう。延滞した時の為に、お客様にはリラックスしてもらいなるべく多くの事をヒアリングし記録に残しておかなくてはなりません。

借入申込書に記入して頂く事はもちろんの事、記入事項にない聞き取りが後々役に立つことが多いのです。

勤務先や住所などの申告は当然の事で、出来れば実家の住所や連絡先なども聞き取り出来るならそれに越したことはない。ちなみにお客様が来店前に心配していた取立て軍団は、その階にはいませんが、上のフロアでお客様のイメージしていた通りの雰囲気で電話督促をしている最中なのです。

前回お話しした通り、90年代は名だたる消費者金融が群雄割拠し始めた頃で、他社が貸せる枠が無くなるくらい貸付けをしてしまえと、競争が繰り広げられました。

現在でも残っている有名な消費者金融は、比較的当時から業界の中では貸付け基準は厳しめでしたが、私が働いていた業界5位以下くらいに位置するちょっと2流の消費者金融は、これ以上は大手で借りれなくなった(すでに3、4件はつまんでいる)お客様が中心でした。

消費者金融の審査で一番重要視されるのは、信用情報で個人の他社借入「総額」ではなく他社借入「件数」であります。

大手が他社借入4件が上限でも、2軍クラスの消費者金融では他社借入7件までオッケーです。だから大手で打ち止め食らったお客様は、こぞっておしよせます。そして貸付け枠ギリギリまで借りてもらうわけです。

まれに、一発目にうちに借りに来る人もいましたが、それは単純に間違っちゃったか、よっぽどマニアックな債務者でありました(笑)。